紫悠の空

現代のおなご。

Mr.KINGと2016年

2016年が終わりますね。

 

初めてジャニーズJr.を応援することを決めた2016年。初めてジャニーズを生で観た2016年。Mr.KINGの活動をのんびりと見守った2016年が、過ぎ去ろうとしています。

 

ジャニーズJr.の舞台を観に行ったなんて、1年前の自分に言ってもきっと信じないでしょう。Jr.のことはほとんど分かりませんでした。ころりと沼に落ちるのは、2016年が明けて29日経ったころ。アイドルとしての能力をこれでもかと兼ね備えた紫耀さんを初めて知った時の驚きは、今でも忘れることができません。

 

大好きだった前担ですら、私は生で観に行かなかったフットワーク激重ファンだったのに、紫耀さんが座長を務めると決まった瞬間、「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」を絶対観に行くと誓いました 笑。生で観る座長は、本当に本当に強くて立派だったと思います。あんなゴツい見た目をして、しばしば繊細な一面を覗かせる紫耀さんに、カンパニーを守ることはできるのだろうか、と期待と同時に大きな不安を抱いていたのは、夏頃。ジャニフワを観た後は、元々は舞台に立っていた人間として、舞台に立つ紫耀さんにとても憧れました。

 

デビュー組から降りてきて、およそ1年が経ち思うことは、Jr.とJr.担はとても不思議な関係である、ということです。

 

これをいつか偶然読んで、お気を悪くされる方がいらっしゃったら、ごめんなさい。でも、ジャニーズJr.って、明日の保証は無い人たちだと思うのです。昨日までショップに写真があったのに、今日突然無くなる。なんの予告もなく、突然私たちの目の前からいなくなる。とても儚い存在だと思います。

 

その儚さに抗って、一生懸命、今置かれている場所でもがいているジャニーズJr.。明日突然いなくなるかもしれないのに、その姿に心打たれて、そして彼らの存在の「危うさ」に惹かれて、私たちは応援する。

 

私が平野担になって、およそ1年。その間、ずっと見えるところで笑顔でいてくれてありがとう。そんな気持ちでいっぱいです。明日も明後日もずっと、笑顔が見られたらいいな。

 

 

KINGさんたちのラジオ

ええ、しっかり聴きました。

Mr.KING、初のレコメン!出演おめでとうございます。そしてお疲れさま。かわいいね、うん。かわいかった。かわいいが大渋滞してたよ。こんなかわいいの流して大丈夫?っていうくらいかわいかった。

 

私ジャニーズのラジオ大好きなんですよね。

顔は見えないけれど、だからこそ何か見えてくるものがあると思いませんか?

メンバー同士の関係性、それもとてもナチュラルな状態に近いものが知れて、とても興味深いです。アイドルたちも、ファンの顔が見えていないからこそ、どこか飾らない、とても自然な温もりがラジオにはあると思います。

 

紫耀さん、廉くん、カイちゃん自身もラジオで言っていましたが、Mr.KINGになっておよそ1年ですね。(正確には1年と少しだと思いますが)テレビ朝日六本木ヒルズSUMMER STATIONスペシャルサポーターとして期間限定で結成されたユニットから別れて生まれたMr.KING。ジャニーズ・ワールドに単独Mステ出演、今年もまたサマステスペシャルサポーターを務め、夏から秋にかけてバラバラに活動し、今はジャニーズ・オールスターズ・アイランド…。激動の1年だったと思います。

 

そんな中で少しずつ、3人それぞれがMr.KINGにフィットしてきたというか…役割を得てきたのではないでしょうか?3人とも天然ボケであることが、グループとして緩いと言われてしまうこともありますが、そんなところもMr.KINGの個性。

 

ほんわかした雰囲気漂うMr.KINGで、自分も天然ボケなのになんとか突っ込もうと奮闘する廉くん。廉くんより重症な紫耀さんとカイちゃんを抱えるグループで、自分から話を振りながらその場を回そうとする廉くんが、なんだか愛おしいですね 笑。ラジオを聴いて、またビジュアルや普段の少年倶楽部の様子からも、廉くんはMr.KINGの特攻隊長的ポジションなのではないでしょうか。

 

そして、自担だからバイアスがかかっているでしょうが、紫耀さんはMr.KINGの重心。普段からあまり自分で前へは出ていかないですが、大事なときは決めてくれるという信頼感があります。ラジオでも、あまり前へ前へは出ない長男気質が炸裂していましたね 笑。でも、少年倶楽部の3大ニュースでも、廉くんが「平野座長」を挙げていたように、「やってくれる」という気持ちは、廉くん、カイちゃんにもあるのではないでしょうか。

 

最後にカイちゃん。彼は本当に「スゲーやつ」だと思います 笑。踊らせるとカッコイイ、歌わせると激甘、ラジオでも言われていましたが、話させると不思議ワールド爆発。紫耀さんと廉くんから厳しい愛情を受け、その才能は更に成長しているのではないでしょうか。少年倶楽部トークコーナーでもあの位置に座っていることを理解しているのかしていないのか、しっかり話を落としにかかっています。Mr.KINGの最強弟、最終兵器でしょう。

 

人数が少ないから物足りないとは思いません。むしろこの3人は、組み合わせ方を間違えると危険です 笑。歌声の相性もバツグン。全員天然ボケなのが難点ではありますが、あのゆるっとした雰囲気は、疲れた現代人を癒すのにはぴったり。だってラジオかわいかったもん。かわいいを摂取しすぎて私大丈夫?ってなったもん。

 

KINGさんたちがひたすら話しているところだけをダラダラ流してくれるラジオないかなぁ…。

 

 

「消耗が激しい自担」

「帝劇に想いを馳せる」の中で記述したように、私は自担である紫耀さんは、とても消耗が激しいアイドルだと思っています。

 

バレエ漫画「Moonー昴 ソリチュード・スタンディングー」の中に「サプライ(供給)してもなくならないダンサー」という言葉が出てきます。私はかつて、舞台に立つということをしていた人間ですので、この「サプライする」ということがどのようなことか、何となくですが分かるような気がするのです。

 

舞台を作るということ、そして舞台の上で役を生きるということは、その作品の中に自分の一部を切り取って、落とすということだと思っています。舞台と、その観客に向かって、自らを「サプライする」。とても大変な作業です。

 

芸能という仕事においては、何も舞台に限ったことではないと思います。CDを出すにしろ、コンサートを開催するにしろ、雑誌に載るにしろ、バラエティに出るにしろ、何をするにも、作品の中に、番組の中に、自分を削いで、落とすことが必要なのではないかなぁ…と。

 

紫耀さんも例外ではなく、コンサートや舞台の度に、他の多くの芸能人と同じように自分をファンに「サプライ」しているでしょう。しかし、彼はこの「サプライ」するということにおいて、とても消耗が激しい人だと思っています。

 

ジャニーズ・フューチャー・ワールド博多座公演中に出演したラジオでも「人の倍くらい食べても顔が痩せる」 と話していた紫耀さん。舞台期間中に痩せるのは、最早当たり前のことになりつつあります。肌荒れが目立つようになったり、髪の毛を抜いたり。大きな仕事がある度に、ファンは心配してきたようです。

 

「サプライ」する量が増えると、痩せたり、目に見えるトラブルに悩まされる紫耀さんは、とても消耗が激しいのだと思います。

 

この「サプライすると消耗が激しい」 ということは、紫耀さんがこれからアイドルとして生きて行く上で、大きな大きな困難を招くかもしれません。アイドルは、ファンに自らをサプライしてなんぼです。

 

もしかしたら、「サプライ」 すると早くなくなるという性質は、紫耀さんのアイドルとしての致命的な欠落と言える。…かもしれませんね。

 

でも、その危うさこそが、紫耀さんのあの儚さに繋がっているのだとしたら。触れると壊れてしまいそうな、あの雰囲気を作っているのだとしたら。

 

一概には欠落とも言えないのも確かです。

 

だから私は今日も、就寝前に思うのです。

消耗が激しい自担が、どうか次も無事に舞台に立てますように。

彼が削ぎ落としたものが、伝えたい人にちゃんと伝わりますように、と。

 

 

 

 

帝劇に想いを馳せる

「いいな〜、ジャニアイ。行きたいな〜」

この言葉、何回言ったことでしょう。今朝にはついに、母から「そんなに行きたいならいけば⁉︎怒」とイラつかれる始末。

 

母よ、行けるものなら行っている。

だが私は、ほぼ毎日授業を抱えている忙しい大学生。時間がない。ついでに金もない。もちろん、東京やその近くに住んでいれば、大学行ってから帝劇、というのも可能なのでしょうが、あいにくそんなことができる所に住んでいません。

 

ただ、幸運にもジャニアイの世界を覗くことが許された方々の、ありがたいレポのおかげで、その一部が垣間見えてきました。レポを上げてくださる皆さま、本当に本当にありがとうございます。誠に勝手ながら、楽しく読ませていただいております。

 

ジャニアイ、多くの反響を呼んでいますね。

実話を盛り込んだエンターテイメント。

若者たちへのメッセージが落下してくる仕掛けもあるそうですが。

 

個人的には、とても複雑な思いです。

私にとってアイドルは、あくまでも「偶像」です。私が知っているのは、アイドルとしての平野紫耀佐藤勝利であって、人間として、私や忙しいサラリーマンのように様々な事情を抱えた1人の人間としての彼らを見ることはできないと思っています。そしてプロのアイドルである以上、生々しい「1人の人間」または「1人の男」としての事情は、完璧に隠さねばならないことだと考えています。そして2人はそれを完全にやってのけていました。

 

もちろん、プライベートを公開してくれるのは面白いことでもあります。雑誌の近況メモに載っているような、「ずっとほしかったカバンを買いました」とか、「誰某と食事に行きました」とか、ファンも笑顔になるような、なおかつどこか外向きであるプライベートは、私たちが知ってよいもの、触れてもよいものだと思います。

 

ただ、今回ジャニアイで告白されたことは、知ってよいものなのかどうか…。

 

もちろん、ジャニアイでの実話の挿入も無意味なものではないでしょう。ジャニーさん、勝利さん、紫耀さんが、それぞれにファンたちに何か感じ取ってほしいというメッセージが込められていると思います。だからこそ、複雑な事情を抱える「1人の人間」としての彼らの現実を組み込んだことを、否定することもまた、できないとも思っています。

 

帝劇に行ったわけでもない私が、この是非に決着をつけるのはあまりにも愚かなことでしょう。また決着をつけるべきことなのかもよく分かりません。

 

ただ、舞台に立つと、人並み以上に消耗が激しい自担のことが気がかりで仕方ないのです。

 

ジャニアイ行きたいなぁ…。

紫耀さんがどんな風に、「アイランド」の世界を生き抜いているのか、この目でしっかり見たかった。

そしてジャニーさん、勝利さん、紫耀さんが、どんなメッセージを投げかけているのか、肌で感じたかったなぁ…。

 

そんなことを思いながら、私は今日もまたTwitterで「ジャニアイ」と検索するのでしょう。

 

書き留めたくなることもあるでしょ

平野紫耀と出会ってから、およそ10ヶ月。

その頃まだ受験生だった私は、第二志望の私立大学入試を明日に控えていました。

 

なぜ平野紫耀を知ることになったかは、実はもうあまり覚えていないのです。

しかし、その日が1月29日だったことはよく記憶しています。

 

だってその日は平野紫耀がMステに出た日で、彼の19歳の誕生日だったから。

 

初めて顔を見た時の感想は、「かっこいいけどタイプじゃない」でした。

そう、私は「かっこいい」顔より、生クリームみたいな、砂糖菓子みたいな、それはそれは「げろ甘い」顔が好きなのです。

 

それなのに、私は今平野担なのです。

それは、ちょうどその頃、前担に興味がなくなって、Twitterか何かで生誕祭をやっていた「平野紫耀」というジャニーズJr.の名前をYouTubeの検索欄にいれてしまったからでしょう。

 

散らばっていた「まいジャニ」の映像は、すぐに引っかかってきました。そして私はそれを見てしまったのです。こんなに深い沼だとは知らずに。

 

受験前だというのに、私はその日から平野紫耀の動画(天然エピ)ばかりを見漁ったのです。でも、それを悪いことだとはちっとも思っていません。受験シーズンで張り詰めていた私に、平野紫耀はほっこりゆるい時間を与えてくれました。第一志望にも無事合格しましたし。紫耀さん、本当にありがとう。

 

そして運命か偶然か、その日のうちにあった Mステ「HiHiJet」を見て、バラエティのポンコツとは違うそのギャップで見事に沼に落ちたのです。毎日楽しい。沼幸せ。

 

 私はものを書くということをしている大学生です。話すより、書く方が好き。だから平野担をしていて、紫耀さんのことを何か書き留めたくなることも多々あるのです。

 

自分の日記的な活動のために、このブログを開設しました。

 

私がもっとも愛する、平野紫耀のあの歌声が、紫悠の空に溶けるその日まで。